でらぁのーと

日々の経験を通して、考えたこと、感じたこと、学んだこと、オススメのご紹介など。

想像と全然違った!つわりの現実イラスト紹介

f:id:dera0607:20211007171155j:plain

またつわりのことを書いてしまうのですが…

もっと大変さを理解できた方が優しい世の中になるんじゃないかと思ってまして。

 

私自身、妊娠するまでこんなんだと思ってなかったから、妊婦さんに対する配慮が欠けまくってたと反省してます。

(そもそも、この時期に他人の妊娠を知ること自体も、今の日本だとレアだと思うのですが…。)

 

妊婦さんは、まだ流産のリスクもあるため、堂々と人に言えない時期に孤独に苦しんでるから、なかなか表立って出てこないんだなぁと。

たまに、職場でもお仕事を休まざるを得ない状況になっている方もいらっしゃったのですが、その方がどんな風に苦しんでいるのかは知らなかったし、基本的には元気な(少なくともそう見せようとする)妊婦さんしか、普段見えるところにいないんですよね。

 

社内や友人関係など近くに妊婦さんがいる方、子どもを計画中の方、すぐ近くでパートナーさんが苦しんでいるのを見ている方等、知っておいていただけると、接し方に迷うことが少しは減るのかなと思っています。

 

つわり以外にも、妊娠中は次々といろんなマイナートラブルと呼ばれるものがやってきたし、指の切断レベルと同じ痛みで、全治2ヶ月の大怪我をするとも言われる出産も終えたし、ホルモン変化が激しく細切れ睡眠になる新生児の育児期間も終えましたが、個人的に大変だったことのダントツ一番は妊娠初期のつわりでした。

今のところ、人生でもっともキツかった経験だと思ってます。

 

いろんな方が、「そうそう、それ!!!!」と思うようなイラストや漫画を書いてくださってるので、今回はそちらを紹介したいと思います。

 

 

スポンサーリンク  

 

共感しまくったイラスト&漫画

f:id:dera0607:20211007171220j:plain

つわりと言えば、妊娠初期〜安定期に入るくらいまでの嘔吐のことをよく言われると思うのですが…

 

いや、まじで、私もドラマで見る「うっ…」ってトイレに駆け込むくらいしか想像できてなかったんですよ。

吐くんだよね、と。

 

私が大変さをなかなか言葉にしきれない中、頭がもげそうなほど頷いて共感したものが下記たちです。

 

 

1.

まず、ドラマと現実の差をうまく書いてくださってるこのイラストに共感しまくり。

本当に水も気持ち悪かったし、基本倒れてた。

私は携帯やPCの画面を見るのも気持ち悪かったな…。

 

2.

私も派手な嘔吐はなかったけど、いろんな症状が重なる辛さ&長期戦であることを描いてくれていて、似たところがあるなと。

嘔吐があるから辛いわけじゃなく、吐けないのに吐き気はずっとあるし、食べたいものはないけど食べないともっと気持ち悪くなる。

空腹はもっと気持ち悪くなるから何か食べたいのに、食べ物を見ても気持ち悪くて、何も食べたいものが思い浮かばず、食べられるものを探す日々だったなぁ…。

 

3.

私の場合は、1日中ソファーだったな…。

寝ても気持ち悪い、頭痛、生産性もなく自己嫌悪、興味あることへの活力jもゼロ。

 

4.

joshi-spa.jp

「これなら食べられる!飲める!」というものを見つけても、あっという間に変わっていくんですよね…。

仕事は基本入れられない、流産を考えると期待も持たないようにしながら苦しむ日々。

 

5.

こちらは図ですが、ほんとに食べても食べなくても気持ち悪い。

私はもともと野菜が好きだったのに、スーパーの野菜コーナーを通るだけでも匂いで気持ち悪くなり、ほとんど食べられずでした。

健康なものがより気持ち悪くなるって、ほんと生命の進化として矛盾してないか…?と不思議でたまらない気持ち。

 

6.

magmix.jp

妊婦さんのパートナーさんには、こちらの漫画もオススメです。

ある日、夫が気づくと妻の妊娠初期の体になっており、過去に自分が言った言葉や行動が、妊婦の体調を踏まえるとどう感じるかを画いている漫画についての記事です。

漫画も一部読めます。

体験しないとわからないことがたくさんあるなと、私自身思ったので…。

 

 

つわりは人それぞれ

f:id:dera0607:20211007171230j:plain

つわりのひどさも期間も症状も、本当に人それぞれです。

 

妊婦さんの中でも1割は全くつわりがないまま出産を向かえる方もいる一方、5%強は出産までずっとつわりに苦しみ続け、他にも、初期と後期にそれぞれつわりを経験する方も。

 

つわりが全くないのに、周りが本人の意思の確認もないまま気遣いとして仕事が減ったことに憤りを感じる方もいますし、後期づわりや胎動が一番辛かった方、出産が一番辛かった方もいらっしゃいます。

 

普段PMSがひどい方にとっては、PMS程度だったと言う方もいます。

 

ひどい場合は、吐きづわりで何キロも体重が減ってしまう方(10キロ近く減った方も聞いたことがあります…)、休職指示が出る方、脱水や栄養失調で入院にまで至る方、食べづわりで吐いても体重が増える方も。

 

私自身、食べづわりでしたが体重は変化なく、入院や点滴をするような事態にもならず、袋は準備して何度もえづくものの、実際に口の中に収まるくらいの小さい嘔吐が数回あったくらいなので、全くもって重症にらあたるつわりだったわけではないんですよね。

特に、もともと想像していたつわりと言えばの症状である「嘔吐」については、かなりマシな方だったのではと…。

けれど、上記でご紹介したイラストや漫画のように、ほんとにいろんな症状があって、吐いてないから大丈夫という話でもなく。

「子どものために栄養を摂りたいのにできない」「急に動けない自分を受け入れられない」「終わりが見えない」「何を試してもよくならない」「ちゃんと成長してるかな」等、精神的負荷も大きいです。

 

私は結局丸3ヶ月でかなり落ち着きましたが、とにかくきつかった…。

 

症状がどうであれ、本人が辛いものは辛いし、周りに妊婦さんがいれば、その方の状態をしっかり知って接することができれば一番だなと感じています。

 

 

終わりに

f:id:dera0607:20211007171206j:plain

海外ではつわりの薬が承認されているところもあるらしく、日本でも対応が進むことを祈るばかりです。

こんなに苦しんでる人がいるのに、対応法がないって…。

(日本では女性の健康への対応がかなり遅れていると言われていますが、つわりについても同様だと思います。)

 

ちなみに、個人的には、つわりの大変さや流産のリスクも含めてみんなの理解が進んで、孤独に苦しむ方が減ればいいなぁと思っています。

海外では、産まれる前に、妊娠自体のお祝いパーティーをする国もあったりしますし、「ご懐妊」という言葉があるように、やっぱり妊娠自体おめでたいことだと思うんですよね。

もちろん、周りには見えない、妊婦さんだけが抱えている不安もたくさんあると思うんですが。

 

現状、妊娠に関する本やアプリでも、「安定期に入ったら周囲に妊娠を報告する」などとTODOに書かれていたりして、職場でも仕事に影響が出そうであれば早めに上司に伝えるくらいかなと。

 

妊娠を報告した方には、万一流産となってしまったときに、説明して回る必要が出そうというのもあり、妊婦さん自身が言いたくないこともあると思うのですが、つわりの時期に、助けてくれそうな人、理解してくれそうな人に、大変さを知ってもらっているだけでも、かなり気持ちは違うと感じています。

 

大変さをいろいろ書きましたが、これから妊婦さんになる方をおどしたいわけではなく…。

今後少しでも妊婦さんが楽になりますように、周りの理解も得られますようにと祈っております。