でらぁのーと

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ホノルルマラソン日記(1)〜走ることについて語るときに私の語ること〜

2019年12月8日のホノルルマラソンを走り終わってから村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること 」を読んだので、その影響をそのまま受けて、エッセイ風なものを書いてみる試みです。サブタイトルは、つけてみたかっただけ。

 
 
先日、ホノルルマラソンの感想、反省、オススメグッズなどの記事を書きましたので、お役立ち情報的な内容はこちらをどうぞ。
 
本記事では、5時間弱でなんとか完走した私の初フルマラソンホノルルマラソンの様子を細々と書いてみます。
「本番前ってみんな何してるんだろう」「走るときってどういうことを考えているんだろう」と思いながら走っていたので、とりあえずこの記事を通して過ごし方と私の頭の中を公開してみる。
 
写真は、走りながら撮っているので、基本ブレブレですみません。
 
応援に演奏してくれていたおじさまたち。応援が温かいのが、ホノルルマラソンの良さだと思う。
 
 
超長編で、記事が3部作になりました。今日から毎日公開してみます。
お暇つぶしに…。
 
 
(1)に当たる本記事は、ホノルル到着から、レーススタートまでです。

レース2日前(ホノルル1日目:2019/12/6(金))

金曜日にホノルルイン。
金曜夜に東京を出発して、金曜朝に到着。
ここまで時差があるところへ行ったのは初めてで、不思議と得した気分になる。
 
7時間しかフライト時間がないのに、晩ごはん、おやつ、朝ごはんが出てきて起こされるので、なかなか寝られず。睡眠時間は1、2時間くらいか。
ずっと練習を一緒にしてきた大学の友人と空港で合流して、Uberで市街地へ。
 
本番は、日曜日の朝5時スタートなので、このまま寝ずに時差ボケを継続させながら、早寝早起き生活をするのがよさそうという計画。と、思っているものの、起きていられるだろうか。Airbnbで予約したアラモアナホテルに荷物を預けた後、海辺へ。途中で、走っている集団ともすれ違うが、疲れを溜めてもいけないので、今日は走らないと決めている。
しかし、ビーチでは気持ち良い青空の下、結局海を眺めながらうとうとしてしまった。

ワイキキビーチの眺め。奥に見えるのがダイヤモンドヘッド。
 
レース前日は17時就寝、当日は夜中の1時起床、4時出発を目指す。
金、土とレース当日まで2日あるので、ハワイの夜を楽しみたい気分もあるが、今回はマラソンを最大の目的として来たので、変に睡眠不足になったり、疲れたり、お腹を壊したりしたくない。
 
しかし、一緒に来た大学の友人は、マラソン翌日に帰国するため、金、土が貴重な旅の時間。
それもあって、一緒に海にいる間に、サーフィンに惹かれてボードを借りた。20ドル。
1時間だけ。1時間だけね。
 
肌が日焼けしているため、よく「サーフィンやってます?」と聞かれるけれど、サーフィンは人生3回目。コーチなしは初めて。
立てれば拍手のレベルなので、友人と一緒にボードを1つ借りて、波のタイミングを見ながら、押し合ったり。波を待つ時間もあるので、1時間はすぐに終わってしまった。
 
こんな、ビルが立ち並ぶ街のすぐ横にロングビーチがあり、しかもそこでサーフィンができるなんて、すごい環境だ。世界でもこんな景色なかなかないのでは。
街のそばなので、海の水がとりわけきれいなわけではないけれど、海は西向き。
夕陽が沈んで、オレンジ、赤、紫、青と次々に色が変わるグラデーションを眺めるのには最高な場所である。
毎日のこの海からの夕陽は、ハワイの人のセロトニン増加に影響してそうだな、と考える。
 
ただ、ハワイは法律でビーチでお酒が飲めない&物価が高い。
そのため、相方と、我々のような一般ピーポーには、私たちの大好きな場所、セブ島のモアルボアルの方が安くてよいかもね、と笑って話しながら過ごした。
 
夕方、当日のゼッケンを取りにコンベンションセンターへ。
補給食や靴下、スポーツウェア等、忘れ物があっても一定ここで調達できそう。
申請タイムごとに色分けされた番号と、裏にセンサーの着いたゼッケンを受け取る。
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コンベンションセンター内の様子。協賛の会社のブースが並ぶ。
 
夕ご飯はイタリアンをチョイス。
カーボローディングを意識して炭水化物を抜いたりはしてなかったけど、普段から夜は炭水化物を摂ることは少ない。しかし、レース2日前なので、少しずつエネルギーを貯めねばと、パスタが食べられるという基準で選択した。
ちょっと脂っこいかもしれないと思いながら、美味しくいただいた。
 
そして、20時くらいに、早めの就寝。
相方はフルマラソンではなく10キロマラソンに出場予定なので気楽で、遅くまでハワイの夜をひとりで楽しんでいたようだけれど。
 
 
 

レース前日(ホノルル2日目:2019/12/7(土))

土曜日の朝はひとまず5時起き。外は暗い。
この暗い中走るんだなと思いながら、サブ3の友人の教えに従って、5キロ弱の軽いランニング。
当日の朝用におにぎりを買いたくて、「いやすめ」という日本食レストランを目指して走っていると、何やら道がかなり賑わっている。
みんなやっぱり当日に向けて走ってるんだなぁと思っていたが、そういえばメリーマイルという、1マイル(=1.6キロ)の大会が行われていたんだと分かった。どおりで賑わっているわけだ。
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前日の1マイルマラソン、メリーマイルの様子。コスプレをしているランナーも多々見かける。
 
おにぎり屋さんが、フルマラソンのゴールにも近かったので、賑わいの中ゆっくり走りつつ、ついでにゴール付近をぐるりと眺めて一足先にゴール気分を味わった。その後、ショッピングセンターで当日必要なものを購入(水、チョコレート、バナナ、生理カップ)。おにぎりもそうだけど、レースの日の朝は、なるべくいつもの朝ごはんに近いもので落ち着きたくなるのだ。
 
相方がお昼ごはんにポキ丼を食べたいというので、なまものでお腹を壊さないことを祈りながら(お腹は強いのだけれど)、アラモアナショッピングセンターでテイクアウト。スタート地点のアラモアナ公園で海を眺めながらのご飯にすることにした。海も風も気持ちいい。

堤防に座ってお昼ごはんを食べたときの目の前の景色。
 
14時にはホテルに戻り、お風呂に入ってストレッチをし、明日の持ち物を確認する。17時就寝予定なので、午後はほぼないまま1日が終わった。
私の当日の補給食。塩タブレットと、エネルギー、マグネシウム、カフェイン摂取用のジェル。 
 
 

レース当日 (ホノルル3日目:2019/12/8(日))スタートまで

当日の朝。睡眠を優先して、2時に起床にした。
本来は4時間前起床、3時間前には朝食を食べ終わっておくべきと言われるので、3時間前起床後すぐに、前日に買っておいたおにぎりを食す。ちょっと体を温めるために熱めのシャワーを浴びて、動的ストレッチを少々。
こういう事前に練習を重ねて迎える本番っていつぶりだろうと、小学生の頃の陸上の大会やエレクトーンのコンクールの日、中学校の剣道大会の朝の気分を思い出す。
そわそわしながら準備を済ませ、3時半起床予定のの相方を起こす。10キロ走は、スタート地点とスタート時間はフルマラソンと同じで、途中で先にゴールする形になっている。
 
スタート地点から近い宿を選んでいたので、私達は歩いてスタート地点へ向かうために、4時15分にホテルを出発。アラモアナホテルを出ると、ホテルの近くまで来ていたバスから人が降りてきていた。遠くの人は、ここで降りてスタートに向かうようだ。歩いて進むと、ぞろぞろとスタート地点に向かう人の波が、どんどん大きくなる。

アラモアナホテルから、スタート地点のアラモアナ公園へ向かう道。
 
ついさっきトイレに行ってきところなのに、スタート付近にできている簡易トイレの行列を見ると、私もトイレに行きたい気がしてしまう。やはり、本番というのもに緊張しているんだなと感じる。
 
お祭りやクラブのような音楽の中、人の波が詰まった。おそらくスタート地点付近についたと思われるが、人が多すぎて、スタート地点がどこかもよくわからない。ゼッケンの色ごとに集合場所が決まっているはずなのだけれど、どうやって色を見つけるんだろう。
 
今日は道路が車両通行禁止。道路の左側はすべて人で埋め尽くされているけど、反対車線は空いている。スタート地点を自分の目で確認したくて、右側を歩いて前に進んでみる。やっとライトアップされたスタートらしきものが目に入る。写真で見た、スタートの景色だ。
大学の友人とも連絡を取り合い、なんとか合流。
 
やっと、人混みの左側の車線に、ゼッケンの色と同じ旗がところどころに立っていることに気づき、自分の本来のスタート場所がもっと後ろであることを認識する。
中央分離帯から、人混みの奥にやっと見えたスタート地点。
 
色は申込時の申告タイムで決まる。
4月にこのホノルルマラソンに申し込んだ際には、6時間で走れたら万々歳かなと思って、5時間〜6時間半で申告していたため、私のゼッケンはオレンジ。けれど、その後の練習を重ねて、今は一番高い目標として5時間をきることを置いていることを考えると、オレンジの中では前の方、なんなら、一つ前の水色のグループに混じった方がよいかもしれない。
 
とはいえ、左側車線は人が溢れかえって入れないし、今私がいる右側の車線は無法地帯。いろんな色のゼッケンの人が混じっている。右側からでもスタートできるのかしら?結局どこでもよいの?
結局、水色ゾーン辺りの右側車線でスタートを待ってみることにした。
 
話しながら待っていると、音が明確には聞き取れないが、スタートらしき声が聞こえる。5時だ。ゆっくりと、前は進み始めているのか?
うん、進んでいる。始まったのだ。
しかし、聞いていた花火は上がらない。あれ?
 
 
 
ホノルルマラソン日記(2)へ続く。